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<title>たかが、かた（肩）</title>
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<description>肩関節周囲炎になってから痛みをとるために数々の代替医療を体験。弱者ターゲットのこの世界は救いを提供してくれるのか、それとも際限ない期待の深みにはまらせるものか・・・　あるようでないレポート。</description>
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<title>さまざまな人と交流すること</title>
<description>この冬休みは、二度の週末をのぞいて、必要な本を読んだり資料をまとめたりできる贅沢な時間だった。その前は、バレンタインデーのコンサートで、ベートーヴェンの弦楽トリオの16分音符の連続をヴィオラで毎日毎日練習しなくてはならなかったし、秋からの新しい生徒3人との付き合い方の模索もあって、いろいろ気苦労が続いた。で、休みの初め、久しぶりに、ピアノもヴィオラもギターも触らないという日が3日も続いた。ヴィオラのデュオのためにうちに来るはずの音楽学生がキャンセルしたからだ。ギターの仲間も、..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2026-03-02T03:49:42+09:00</dc:date>
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この冬休みは、二度の週末をのぞいて、必要な本を読んだり資料をまとめたりできる贅沢な時間だった。<br />その前は、バレンタインデーのコンサートで、ベートーヴェンの弦楽トリオの16分音符の連続をヴィオラで毎日毎日練習しなくてはならなかったし、秋からの新しい生徒3人との付き合い方の模索もあって、いろいろ気苦労が続いた。<br /><br />で、休みの初め、久しぶりに、ピアノもヴィオラもギターも触らないという日が3日も続いた。<br />ヴィオラのデュオのためにうちに来るはずの音楽学生がキャンセルしたからだ。ギターの仲間も、10日間は練習の間があくことになった。<br />生徒はもちろん来ない。<br /><br />うーん、これって、けっこう微妙だった。<br /><br />大したことをしていないのにすぐ眠くなる。本を読みながらうたた寝もした。<br /><br />巷の健康本（私はd マガジンで時々眺める）には、70、80歳で元気な年よりの心身の健康の秘訣として、友人と話したり、ボランティアに行ったり、社会的な活動をすることが大事と必ず書かれている。<br /><br />思えば、私は、バカンスでない期間は、10数名の生徒（7歳から大人まで）や、つきそいの親や祖父母を合わすと結構な数の人と話している。<br />職業も、心理療法家、ジャーナリスト、生物研究者、国際便乗務員、女優、演出家など多様だ。<br /><br />そして、週一回は20歳の音楽学生が来てヴィオラのデュオをする。時々、音楽学者が来てくれて修飾音などのアドヴァイスをくれる。<br /><br />週一回はギターでトリオの練習をしていっしょに食事する。政治から哲学まで様々な話をする。30年も付き合っている彼らとは10歳、20歳の年の差がある。<br /><br />週一回は音楽院で、ヴァイオリンとチェロといっしょにヴィオラで弦楽トリオを練習する。<br /><br />週一回は、バロックダンスの仲間と、踊るだけでなくいろいろな話もする。<br /><br />こう書き並べるとなかなかすごい。<br /><br />これらのアクティヴィティがバカンスになるといっせいになくなるのだから、その差は大きい。<br /><br />二匹の猫とまったりする時間が増えることだけがポジティヴかもしれない。<br />日本語は読んだり書いたりするけれど、口にするのは猫相手だけだ。（彼らがバイリンガルなので助かる。）<br /><br />春のバカンスに日本に一時帰国するので、毎日のように友人知人と話したり会食したりする予定だ。移動も伴うから、ある意味、すごいなあと思う。<br /><br />でも、それまでは、またぎっしり予定の詰まった期間があるから、体調を維持できると期待している。<br /><br />フランスでも日本でも、いろいろな人と出会って話すことの贅沢さが身に染みる。<br /><br /><br /><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>生い立ちと健康</title>
<description>近頃、若い友人の体調不良、精神の状態の不安定や爆発状態などを見ることがあった。そういう人はもともと繊細で傷つきやすいタイプと言えばそうなのだけれど、私の周りでは、私の子供の世代と言っていい、今人生で一番力が発揮できそうで自信満々であってもいいような人の「心が折れる」という状態が時々ある。現在の状況は何も不足がないのに、そうやって思わぬ弱さを露呈する人の中には、やはり生い立ちの中で家族や世間との葛藤を抱えた人がいる。カルト二世だったり、親の不仲や家庭内暴力だったり、兄弟間の争い..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2026-02-02T06:53:46+09:00</dc:date>
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近頃、若い友人の体調不良、精神の状態の不安定や爆発状態などを見ることがあった。<br /><br />そういう人はもともと繊細で傷つきやすいタイプと言えばそうなのだけれど、私の周りでは、私の子供の世代と言っていい、今人生で一番力が発揮できそうで自信満々であってもいいような人の「心が折れる」という状態が時々ある。<br />現在の状況は何も不足がないのに、そうやって思わぬ弱さを露呈する人の中には、やはり生い立ちの中で家族や世間との葛藤を抱えた人がいる。カルト二世だったり、親の不仲や家庭内暴力だったり、兄弟間の争いや嫉妬や裏切りなどだ。<br /><br />みなそれを超えて、自分の納得できる人生を築くことに成功した人なのに、時々、信じられないような「闇」が姿を現すかのようだ。<br /><br />それに比べると、私は、もともと特に丈夫でもないし、意志が強いとか頑張り屋でもないし、争いごとも避けるタイプだし、すぐ疲れたりするのだけれど、今、後期高齢者目前となって、周りと比べると、今コロナやインフルエンザが流行っていてもワクチンも受けていないし、マスクもしないで普通に過ごしている。ジョークとして、健康の秘訣はと聞かれたら、「疲れる前に休むこと」などと言っているけれど、大して動かないのに「疲れること」も普通にある。<br /><br />でも、振り返ると、「生い立ち」としては、特別にポジティヴなことがあったのを認める。<br />単に、祖父母、両親や兄に愛されて甘やかされてきただけではない。<br /><br />ひとつは人生において「選択圧」がほぼなかったことだ。<br /><br />選択肢がある時に、親や世間から「これを選択しなさい」「選択するべきだ」という有形無形の圧力がなかった。<br />たとえば、「女の子だからxxxに進みなさい」とか「成績がいいのだから何々学部に行くべきだ」とか「親や世間に祝福されるような人を結婚相手に選びなさい」とかなどだ。<br /><br />それだけではない。「好きなことを好きなようにやりなさい」、という以上に「遊ぶ自由」をもらえた。特に好きでも得意でもないことでも、なんの有用性も展望もなくても、遊び半分で「ほしい、やりたい、」と言えば、やらせてくれた。<br /><br />モラトリアムというのとも少し違う。両親は戦争体験者だから、いろいろなことで「選択圧」をかけられてきたし、人生の「遊び」など許されないで育った。なんだかその反動みたいなもので、「一生好きなように暮らす」というユートピア的人生を無意識に私に投影したらしい。<br />（ベビーブーム世代で競争が激しく何より唯一の息子である「兄」は当然そういうわけは行かなかった。）<br /><br />私は今のところ、「健康寿命」というか、例えば10年前と同じように複数の楽器が弾けて、演奏会もできて、生徒を教えることもできて、書いたり読んだりすることもできて、多少は踊ることもできて、「高齢者を守りましょう」というコロナ禍の時期も、わりと普通に暮らせてきた。<br /><br />もちろん事故や災害に遭う可能性だってあるし、さまざまな病気を患うリスクも年々増えているだろう。<br />でも、日々の大小のストレスの前に「がくん」とか「ぷつん」という感じで生命力が衰退することはほとんどない。<br /><br />生い立ちにおける能天気な部分が守ってくれているような気がする。<br /><br />身近な若い世代や子供たちに「選択圧」をかけることなく、「遊び」の部分を許容したり分かち合ったりしなくては、とあらためて思う。<br /><br /><a name="more"></a>

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<title>2033年を目標に</title>
<description>2026年の新年おめでとうございます。今年の夏には「後期高齢者」に突入です。で、近頃考えたのは、もし深刻な病気もなく事故や災害に遭遇しないで済むなら、とりあえず2033年までの現状維持を目標にしようということ。2033年は今の「西暦」では、イエス・キリストが十字架上で死んでから復活して2000年という記念の年なので、いろいろ行事もあるだろうし、見届けたいと思う。もっとも、歴史学や考古学やらによると、イエスが生まれたのは紀元前4年から6年くらいというのが定説になっていて、それで..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2026-01-05T02:08:02+09:00</dc:date>
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2026年の新年おめでとうございます。<br /><br />今年の夏には「後期高齢者」に突入です。<br /><br />で、近頃考えたのは、もし深刻な病気もなく事故や災害に遭遇しないで済むなら、とりあえず2033年までの現状維持を目標にしようということ。<br />2033年は今の「西暦」では、イエス・キリストが十字架上で死んでから復活して2000年という記念の年なので、いろいろ行事もあるだろうし、見届けたいと思う。<br />もっとも、歴史学や考古学やらによると、イエスが生まれたのは紀元前4年から6年くらいというのが定説になっていて、それでいうと、「復活」は西暦33年でなくて28年あたりだけれど。<br /><br />昨年末に、NASAの天文学者が発表した論文によると、紀元前5年に、ある彗星が一時点に一定期間留まったということで、それ以来はそのような現象がなかったという。それはイエスが生まれた時に、羊飼いたちを導いた星が「馬小屋」の上に留まって、1月6日の公現祭に東方の王（魔術士?）が訪ねてきたというキリスト教のストーリーと合致する、と宗教学者が言っていた。<br /><br />もっともこの「星」のエピソードも旧約聖書の「民数記 24,17」にある「私には彼が見える。／しかし、今この時ではない。／私は彼を眺める。しかし、間近にではない。／一つの星がヤコブから出て」云々という預言者の言葉に因んだものだという説もある。「王たち」についても、アジア、アフリカ、ヨーロッパからの大使であるかのように言われるようになったけれど、ペルシャでゾロアスター教の影響を受けたユダヤ人呪術師という説や、ローマとペルシャの間にあったナバテ王国（ペトラ神殿で有名）から来たという説などいろいろある。<br /><br />この公現祭はスペインなどでは、今でも王たちの行列があり、子供たちにプレゼントが配られるなど、商業的クリスマスとは別のポピュラーなお祭りだ。東方正教ではキリストの誕生や洗礼と重なって盛大に祝われる。<br /><br />フランスでは「王さまのガレット」を分け合うことだけは今も盛んだけれど、クリスマス頃からすでに売られていたり、「王」はよくないから「共和国のガレット」と言え、など、キャンセルカルチャー的な声まである。<br />クリスマスから公現祭にかけてのクレッシュ（ヨセフ、マリア、赤ん坊イエス、三人の「王」、羊飼い、牛や馬などを配した飾り）を市役所が飾ることを禁じるような動きもフランスでは各地で広がっているのだ。<br /><br />そんな中で、パリ近郊のガレンヌ・コロンブでは、去年、カトリック教会がこの公現祭の行列やガレットの分け合いなどを始めて、宗教の有無や宗旨の違いなどを超えて大成功をおさめたとかで、市民の要望により今年も盛大に行われた。行列の終着点である教会でのミサは「真実のミサ」だったと体験者は言っている。<br /><br />フランスでは若者の洗礼志願者が増えていることもあり、それはイスラム教徒やユダヤ教徒らの信心を見て刺激を受けた平均的無宗教の若者が伝統に目を向けるからだとも言われている。<br /><br />私はこの半世紀のフランスのカトリック事情をずっと観察してきたこともあって、2033年のフランスがどうなっているかを見届けたいとも思うわけだ。<br /><br />2033年というのは82歳になる年で、私の母が亡くなった年齢でもあるから、非現実的でなくイメージがしやすい。<br />ピアノのレッスンも、子供たちが始めると少なくとも最初の5年は責任をもって教えたいから、あと2年くらいすると初心者の受け入れはストップするつもりだ。<br /><br />90歳でも元気、100歳長寿を目指すという言説はいろいろあるけれど、とりあえずは2033年を目標に。<br /><br /><br />（このブログを始めた肩の痛みについて、最近「目から鱗」の電子ブックを読んだ。坂井学『すべての痛みは「温める」と消える』（プティック・ムック）というものだ。これに出会っていたら、健康観は変わっていたかもしれない）<br /><a name="more"></a>

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<title>たかが、肩、ふたたび</title>
<description>肩の故障、再び、といっても、私自身のことではない。トリオの仲間（ギタリストでチェンバロ奏者で音楽学者）で私よりも20歳以上若いHが、石灰が付着した肩に炎症が起きて、さまざまな検査や痛み止めの服用の後で、手術となった。軽い痛みはずっとあって、もう何年もそちらの肩を下にしては寝ないようにしていたのに放置していたそうだから悪化したのだろう。50代なのでまさに「50肩」なのだが、痛みと鎮痛剤、鎮痛剤の副作用で胃をいためるなど、深刻な事態が続いていた。腕を吊ることで少し楽になるとはいえ..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-12-03T19:55:36+09:00</dc:date>
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肩の故障、再び、といっても、私自身のことではない。<br /><br />トリオの仲間（ギタリストでチェンバロ奏者で音楽学者）で私よりも20歳以上若いHが、石灰が付着した肩に炎症が起きて、さまざまな検査や痛み止めの服用の後で、手術となった。軽い痛みはずっとあって、もう何年もそちらの肩を下にしては寝ないようにしていたのに放置していたそうだから悪化したのだろう。50代なのでまさに「50肩」なのだが、痛みと鎮痛剤、鎮痛剤の副作用で胃をいためるなど、深刻な事態が続いていた。<br />腕を吊ることで少し楽になるとはいえ、移動手段としている電動自転車も使えず、楽器も弾けない状態、音楽教師の仕事も休止、もちろん室内楽やトリオの練習もできなくなってかれこれひと月になる。<br /><br />私もこのブログを書くきっかけが、肩関節炎で、トリオのもう一人の仲間Mも私より少し前に肩関節炎を経験した。<br />痛みはつらかったけれど、楽器演奏でいえば、ピアノを教える程度なら問題なく、ヴィオラも押さえる部分が短いのでまあ何とかごまかせたが、ギターはフレットのあるアームが長いから、多くの曲をハイポジションに書き直して、それが可能な曲でプログラムを組んだ。<br /><br />肩関節炎経験者のふたりでHを励ましたり、いろいろな情報を伝えあったりしているが、放置期間が長く状態が悪そうで、生活全般が麻痺しているようだ。今思うと、私は一番痛みの激しかった頃、夜になると少し楽になるので、毎夜執筆していた。遊んだり気を散らしたりする余裕もなかったので、「痛みに耐える」か「仕事する」かの二択だったのだ。普段の日常にあったストレスはどこかに消えていた。<br /><br />それにしても、あらためて、若ければ安心、という思い込みなどあてにならないと痛感した。<br /><br />私は今のところ、特に痛いところがなくて助かっているけれど、同世代のシニアでいたって元気だった人が突然鬱状態になるケースを間近に見た。フランスは抗鬱剤の使用がヨーロッパで最多と言われている。でも問題は薬でコントロールすると、薬を減らすタイミングなどに当然個人差があって、鬱から突然躁状態に振れたケースも見た。鬱が「治った」と本人も家族も安心していたら実はけっこう深刻な躁状態になっていた、というものだ。誰にも相談せず浪費、散財を重ねたり、過活動になったりする。家族にとっては「うつ状態」よりも大きなリスクとなることが少なくない。<br /><br />体の健康、心の健康についてあらためていろいろ考えさせられる時期となった。<br /><a name="more"></a>

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<title>いつまで…</title>
<description>i Padにdマガジンが配信されているので、シニア向けの健康情報があふれている雑誌がどうしても目につく。どうせいつも似たようなもので、この薬が危ないとか、このサプリが効くとか、100歳まで歩ける足腰の作り方とか、終活、遺言の書き方などが延々と繰り返される。実際に90代でも100歳でも元気な人はいるし、遺伝的な個人差があるだけでなく、若い頃の生活習慣の差による健康格差も露わになる。そして、アクシデント。落ちたり転んだり、どこかにぶつけたり、あるいは思いがけない天災、交通事故、泥..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-11-03T07:16:05+09:00</dc:date>
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i Padにdマガジンが配信されているので、シニア向けの健康情報があふれている雑誌がどうしても目につく。<br /><br />どうせいつも似たようなもので、この薬が危ないとか、このサプリが効くとか、100歳まで歩ける足腰の作り方とか、終活、遺言の書き方などが延々と繰り返される。<br /><br />実際に90代でも100歳でも元気な人はいるし、遺伝的な個人差があるだけでなく、若い頃の生活習慣の差による健康格差も露わになる。<br />そして、アクシデント。落ちたり転んだり、どこかにぶつけたり、あるいは思いがけない天災、交通事故、泥棒や通り魔やテロリストとの遭遇まで、気にし出したら、明日のいのちも確かではない。<br /><br />でも、やりたい仕事はたくさん残っているし、いや、見聞や情報量が増えると共に発信したいものも多くなる一方だ。<br />来春の日本への航空券ももう予約済みだし、その後にもいろいろなプランがある。<br /><br />とはいえ、最も親しい仲間たちは、私より10歳も20歳も若いのに、精神科医や心理療法家のところに出入りしているし、いろいろな薬も飲んでいる。<br /><br />不安材料は尽きない。<br /><br />そんなときには、自分が恵まれている点をリストアップすることにしている。<br /><br />当面の活動に支障のある病気はない。<br />痛いところが特にない。<br />昨日できたことは今日もできている。<br />戦争や内戦のある国に住んでいない。<br />飢饉や経済恐慌もない。<br />住むところにも食べるものにも困っていない。<br />親の愛情を受けて何不自由なく育った。<br />友人もいるし今のところ元気な猫たちもいる。<br /><br />などなどと、いくらでも続けていける。<br /><br />不安は相対的に消える。<br /><br />でも、「今はよくても、いざという時のために準備をしておかないとたいへんなことになりますよ」というシニア向けのマーケッティングの言葉をどの程度無視し続けることができるのか分からない。<br /><br />長時間の飛行を経て、時差に悩まされる度に、自信か揺らぐのだ。<br /><br />亡くなった友人たちのことを思う時の喪失感も弱くならない。<br />万聖節の休みが終わり、生徒のレッスンや、トリオの練習などが始まる。<br /><br />底に流れる「いつまでできる?」という声は消えない。<br /><br />後から振り返って、例えば20年後に「ああ、あの頃はまだ70代でぴんぴんしていたのによけいな心配をしていたなあ」と思うのか、数年後に突然すべてを失うのか、人生は先が見えないからこそ生きていけるのかもしれない。<br /><br />せめて、誰かの、何かの、役に立ちたい。<br /><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>もう10月</title>
<description>月イチ更新を続けているこの健康ブログ、10月に入ったから書こうと思って開いたら、9 月に記事を書いていないことが判明した。9 月初めはブルターニュに巡礼旅行をし、そこで（霊的な?）衝撃的な出会いがあって、いろいろ考えているうちに、フランスの新学年が始まり、生徒たちへのレッスンも始まったので、ブログを確認していなかったのだ。新しい生徒としては、コンセルヴァトワールをやめてきた男子中学生ふたりや、はじめて音楽をする7歳の女の子までいる。私は自分の年齢も鑑みて、いつまで続けられるの..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-10-02T18:33:15+09:00</dc:date>
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月イチ更新を続けているこの健康ブログ、10月に入ったから書こうと思って開いたら、9 月に記事を書いていないことが判明した。<br /><br />9 月初めはブルターニュに巡礼旅行をし、そこで（霊的な?）衝撃的な出会いがあって、いろいろ考えているうちに、フランスの新学年が始まり、生徒たちへのレッスンも始まったので、ブログを確認していなかったのだ。<br /><br />新しい生徒としては、コンセルヴァトワールをやめてきた男子中学生ふたりや、はじめて音楽をする7歳の女の子までいる。<br />私は自分の年齢も鑑みて、いつまで続けられるのかと自問もする。でも、子供たちのスマホ依存、暴力沙汰がニュースを席巻する今のフランス、世界情勢を見ていると、子供に楽器を習わせたいという親を支え、ユニヴァーサルな「美」は存在し、それはいつも「愛」とつながっているというメッセージを子供たちに伝えることは「使命」だという意識が強くなってきたのでやめられない。<br /><br />フランスの小学校には音楽の時間がない。<br /><br />私のレッスンの対価は、私の主催するアソシエーションへの寄付という形なので、パリで普通の「個人レッスン」を受ける相場の半額以下だ。<br /><br />でも、そもそも子供に個人レッスンを受けさせたいという親の所得レベルは高いので、つり合いは取れていないのだが、親たちとの交流も貴重な体験だと考えている。<br /><br />アソシエーションをはじめて31年、今まで教えてきた生徒の数は半端ではないと思うし、「発表会」も何十回もやってきた。その度にプログラムを工夫し、デッサンも描き、他のミュージシャンにも弾いたり歌ったりする機会を与えもするなど、振り返ってみるとなんと豊かなものを築いてその恩恵を分かち合ったことだろう。<br /><br />私が無償で、本気で、生徒の進歩を望み、それが「美」と幸せとにつながることを分かち合いたいと思っていることは、多くの生徒や親に伝わっていると思う。<br /><br />疲れている時も、生徒が来ると、全力で向かい合うので、終わった時は逆にエネルギーが充填された感じになるのも不思議だ。<br /><br />7 歳の少女から60代後半の心理療法士まで、いろいろな人と共有する時間が、今のところ、最大の「健康の秘訣」になっているのかもしれない。<br /><br />ただただ感謝の念を抱く。<br /><a name="more"></a>

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<title>あれこれ</title>
<description>昔、老夫婦が炬燵で向かい合って、「ねえ、おじいさん、あれ持ってきて」「ああ、」「あれ忘れちゃったよ」「えーと、あれとあれと…。」という感じのコントなど見て笑っていた記憶がある。最近その意味が実感としてわかった。もう数年前から、特定の言葉が急に思い出せなくなった。固有名詞はもちろんだが、例えば「建物」という言葉（フランス語は分る。それを日本語で話そうとしたら出てこない。）逆でいえば「小豆」をフランス語で言おうとした時に出てこなかった。いろいろな方法で思い出そうとするが、かなり時..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-08-10T21:01:00+09:00</dc:date>
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昔、老夫婦が炬燵で向かい合って、「ねえ、おじいさん、あれ持ってきて」「ああ、」「あれ忘れちゃったよ」「えーと、あれとあれと…。」という感じのコントなど見て笑っていた記憶がある。<br /><br />最近その意味が実感としてわかった。<br /><br />もう数年前から、特定の言葉が急に思い出せなくなった。<br /><br />固有名詞はもちろんだが、例えば「建物」という言葉（フランス語は分る。それを日本語で話そうとしたら出てこない。）逆でいえば「小豆」をフランス語で言おうとした時に出てこなかった。いろいろな方法で思い出そうとするが、かなり時間が経ってから思い出す。<br /><br />これは老化による「想起障害」だから気にしなくていいと言われた。でも、講演などして質疑応答で言葉が出てこないとまずい。メモの準備を増やしておこうと思った。<br />「すぐにでてこない言葉」は普段声に出しては使わないものがほとんどだし、フランス語か日本語かのどちらかでは必ず出てくるのでそんなに深刻には考えていなかった。<br />ところが先日「ハロウィーン」という言葉が出てこなかった。前のハロウィーンから1年も経っていないのに。<br />日本でのハロウィーンの飾りつけなどを思い出してみても出てこない。フランス語でも似たような言葉なのに出てこない。<br /><br />でも調べることを避けて一生懸命思い出そうとした。「ホロコースト」という言葉が思い浮かぶ。<br />「ううん…ちがうよなあ、あっハロウィーンだ」。カタカナ言葉で「ホロ」「ハロ」の連想 ?<br /><br />今はフランス語も日本語も、英語由来の言葉が増えているから、今まで日仏どちらかの言葉を軸にして言葉を探すというのが段々使えなくなった。こまった。<br /><br />と、思っていたら、ごく最近、普通の会話をする中で言葉がとっさに出てこなくなることがあるようになった。<br />「思い出せない」というわけではないのに、文脈の中で待機してくれない。<br />で、「えーと」と一呼吸をおくことになる。<br /><br />バイリンガル環境で暮らしている身にとっては、日本人だからフランス語会話がスムーズにいかないとか言葉を探している、ととられるのが嫌だし、日本語がうまく出ないでつっかえていると、外国暮らしが長いから日本語すぐにでてこないのね、と思われるのが嫌だ。<br />もともと「立て板に水」系でいくらでも話せるタイプなので、言葉を探す一瞬で途切れてしまう自分に苛立つこともある。<br /><br />その時、思い出したのが、冒頭の「ほら、あれ、あれ」というシニア会話のシーンだ。<br />なるほど、そういうことだったのか。<br />横着で「あれ」と言って分かる間柄ということの表現ではなくて、ほんとうに言葉が出てこないということだろう。<br /><br />それを思い出すと、なんだか気が軽くなった。<br />「あれ、あれ、って、これだったのか」という感じ。<br /><br />ものを読んだり考えたり書いたりする分には困っていないので、当分はこれで良しとしよう。<a name="more"></a>

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<title>夏休み?</title>
<description>この前の記事を書いてからほぼ１ヶ月。ソルボンヌのアマゾン流域学会にも何とか出席したし、生徒の発表会も、ヴィオラ、ギターの新曲演奏も何とかこなせた。喉が完全に回復して歌も歌えるようになったのは、７月に入ってからだと思う。コンセルヴァトワールにはクーラーなどないから、発表会は人がかなり入ることによっても暑くなって、コンディションはよくなかったのだが、なんとかこなせた。もうこんな活動をいつまで続けられるか、と「引き際」について考えることも多くなったけれど、最近、年配の夫婦が突然訪ね..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-07-12T01:34:52+09:00</dc:date>
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この前の記事を書いてからほぼ１ヶ月。<br /><br />ソルボンヌのアマゾン流域学会にも何とか出席したし、生徒の発表会も、ヴィオラ、ギターの新曲演奏も何とかこなせた。<br />喉が完全に回復して歌も歌えるようになったのは、７月に入ってからだと思う。<br /><br />コンセルヴァトワールにはクーラーなどないから、発表会は人がかなり入ることによっても暑くなって、コンディションはよくなかったのだが、なんとかこなせた。もうこんな活動をいつまで続けられるか、と「引き際」について考えることも多くなったけれど、最近、年配の夫婦が突然訪ねて来てピアノをやり直したい、と言ってくるなど（別の大人の生徒の知り合いだという。私は宣伝など一切していないかから口コミのみ）、まあいい、今の私が「人のお役に立てている」「人を幸せにしている」という瞬間を直接実感できるのは生徒の上達と満足な様子を見る時だけだから、先のことを思い煩うことなしに続けよう、と思うようになった。<br /><br />私のことをタフで若々しいと思う人もいるようだけれど、発表会が終ると、急に猛暑が襲ったので、子どもや孫たちの来るまでのほぼ一週間は、ほとんどぐったりと過ごした。暑さが少し緩んだ次の日には、トリオの仲間とパリのレストランで食事するという元気はあったし、春には万博で2万歩も歩いて平気だったのだから、急に「年のせい」などとは言えないだけれど。<br /><br />若い時に体力に自信のあった人は、高齢になって体力の衰えを感じるかもしれないけれど、私は一度も「元気溌剌」ということがなかったから、疲れてもあまりショックはない。踊りや各種の楽器演奏だって、別に特にテクニックが優れているわけでもなく才能があるわけでもなく、今さら向上心もないから、正直言って、「自分比」でいうと10年前とほとんど変わっていない。<br /><br />60代半ばから70代半ばになったわけだから、踊りも演奏も、コンサートの準備やレッスンも含めて同じレベル（低いとはいえ）で推移しているというのは、ある意味ですごいことなのかもしれない。<br />今や団塊二世ですら50代に突入ということで雑誌などでは健康維持（女性誌では美容やファッション）の記事が多く、腰痛、膝痛、アルツハイマー予防対策のようなものがたくさんある。読まないようにしているのだけれど、d マガジンを配信してもらっているので、ついつい目が奪われる。<br /><br />自分には縁がない、と思いたいところだけれど、そんな高をくくっていたらそのうち痛い目にあうかも、と自然に自戒してしまうタイプなので不安は残る。<br /><br />以前は、「健康の秘訣は?」と聞かれたら「疲れる前に休むこと」などと答えていたのだけれど、近頃は、やはり、疲れることが多いけれど、疲れを感じるくらいの余裕があるということかもしれない。ほんとうに忙しい時、義務や責任がある時などは疲れなど感じる暇はないからだ。<br /><br />これからの１ヶ月間は生徒も来ないし友人たちもそれぞれバカンスに出かけ、私はうちで猫たちとまったりしながら、新しい仕事にひたすら打ち込む予定だ。この贅沢な期間を「疲れる前に休む」などと無駄にしないように活用しなくては。<br /><a name="more"></a>

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<title>久しぶりの喉の不調</title>
<description>6/5に声が出にくくなった。もともと喉が弱いのでこれまでにも声が全く出なくなったこともある。でも、朝一番、何かをのむ前にまずうがいをする(夜トイレに起きた時も手を洗った後にうがい)という健康法を教えてもらって実践してから喉の問題がなくなった。咳をするとか熱が出るとか、いわゆる風邪の症状もなく、コロナ禍の間も特に何もなかった。このブログで検索すると、前に喉の問題で悩まされたのは2012年のようだ。もちろん他の問題がなかったわけではない。白内障の手術、虫垂炎の手術、帯状疱疹が中耳..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-06-16T19:30:18+09:00</dc:date>
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6/5に声が出にくくなった。<br />もともと喉が弱いのでこれまでにも声が全く出なくなったこともある。<br /><br />でも、朝一番、何かをのむ前にまずうがいをする(夜トイレに起きた時も手を洗った後にうがい)という健康法を教えてもらって実践してから喉の問題がなくなった。咳をするとか熱が出るとか、いわゆる風邪の症状もなく、コロナ禍の間も特に何もなかった。<br />このブログで検索すると、前に喉の問題で悩まされたのは2012年のようだ。<br /><br />もちろん他の問題がなかったわけではない。<br />白内障の手術、虫垂炎の手術、帯状疱疹が中耳炎を引き起こしたことなどがあった。<br /><br />でも久々の声の問題で、レッスンの時ほとんどメロディ部分を歌っているのでハンディは大きい。<br />さいわいまったく声が出なくなったわけではなく、また咳すら出ず、喉の痛みもなかったのだけれど、ひどい低音しかしぼりだせなかった。<br /><br />1週間たつと、咳を出せるようになった。咳が出て困る、というのではなく、無理に咳こむと痰がとれる感じで声が出やすくなったのだ。<br />大きな声は出せないので、急に物静かで落ち着いた人になった。<br /><br />しかし、久しぶりの喉。油断は禁物だと肝に銘じる。<br /><br />幸いペンテコスタの連休があったので、バレエを休むことができた。<br />6/20にステージでダンスができるチャンスがあるのだけれど、そうなると、ちゃんと練習したい、とても無理なのであきらめることにした。<br />28日の生徒の発表会での連弾をさらったり、ヴィオラのデュオ、ギターのトリオなども毎日さらう必要がある。プログラムも作らなくてはいけないし、日本に送る原稿も溜まっていた。（昨日ようやく送ったので今これを書く余裕ができた。）<br /><br />6/19にはソルボンヌでアマゾン環境問題についてのセミナーに出席する。主催者の一人であるマリア（ブラジル人の民俗学者）に、大阪万博のブラジル館でポンチョをもらったから持っていくね、と言ったらとても喜んでいた。<br /><br />6/28に全て終わったら、長女が4人の孫を連れて来るまでに1週間残っている。<br />レッスンもないし練習もない。<br />やり残していたことを全部できる。<br />その1週間がとても楽しみだ。<a name="more"></a>

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<title>孤独と健康</title>
<description>4月末、日本から帰って、眼科の検診に行き、眼圧が正常になって晴れて目薬生活卒業。本当は空気が乾いているからドライアイを防ぐために涙成分の点眼薬もあるのだけれど、目薬から解放されたくてもう何もやっていない。視力については、インプラントを入れて9 年間、まったく変わっていない。フランスでは、緩和医療の充実と、安楽死=自殺幇助という矛盾する法案がどうなるか、国民投票に流れ込むのか、が話題になっている。98歳の藤永茂さんのブログに『幸せって何だろう』というテーマのものがあった。htt..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-05-15T00:35:17+09:00</dc:date>
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4月末、日本から帰って、眼科の検診に行き、眼圧が正常になって晴れて目薬生活卒業。<br /><br />本当は空気が乾いているからドライアイを防ぐために涙成分の点眼薬もあるのだけれど、目薬から解放されたくてもう何もやっていない。<br />視力については、インプラントを入れて9 年間、まったく変わっていない。<br /><br />フランスでは、緩和医療の充実と、安楽死=自殺幇助という矛盾する法案がどうなるか、国民投票に流れ込むのか、が話題になっている。<br /><br />98歳の藤永茂さんのブログに『幸せって何だろう』というテーマのものがあった。<a href="https://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru" target="_blank">https://blog.goo.ne.jp/goo1818sigeru</a><br /><br />その中に、こういう言葉があった。<br /><br />>>>篠田桃紅さんに『これでおしまい』という著書があります。１０５歳の時の出版、１０７歳で亡くなりました。冒頭の「ことば編　一　みんな誰だってひとり」のはじめの二つの言葉を書き写します：<br />「人は結局孤独。ひとり。人にわかってもらおうなんて甘えん坊はダメ。誰もわかりっこない。」<br />「人生は最初からおしまいまで孤独ですよ。一人で生まれ、一人で生き、一人で死ぬんです。誰も一緒にはやってくれません。」<<<<br /><br /><br />なんだか寂しい。<br /><br />「一人で生まれ、一人で生き、」なんてあり得ない。<br /><br /><br />私の毎日、一秒一秒、多くの人の恩恵を受けていないものはない。<br /><br />これを書いているデジタルツールはもちろん、座っている椅子、着ている服、身の回りの何一つ、私には作ることも調達することもできない。（無人島に流されたらすぐにギブアップするしかないタイプ）<br /><br />前にも書いたけれど、子供の時は、訪れる山も川も、お城もお寺も、「そこにあるもの」だと漠然と思っていたけれど、今はお寺の階段を上るだけで、その階段を作った人々に思いをはせずにはいられない。一段、一段に感謝してしまう。<br /><br />歴史、文化、の膨大な流れ、時代、土地、家族、友人らすべてに支えられている。<br />自分がこの世を去る時は、自分がもらったものの末端に、少しでもポジティヴな何かを残せると嬉しい。<br /><br />日本で満105歳のシスターにお会いした。<br /><br />何十年も共同体のために奉仕し、今も資料室で過ごし、本を読んだり翻訳したりもできる。<br /><br />二度の戦争を体験した世代だ。<br /><br />彼女より若いシスターたちは彼女に奉仕している。みながより大きな「恵み」への感謝の中でつながっているのが分かる。<br /><br />フランスの終末医療にかかわるある精神医によると、緩和ケアに移る患者の3 %はすぐにも死にたいと考えているが、抗鬱剤など処方すると4週間後には0.3%に減るそうだ。自殺幇助の法律で想定されているのは、医師の同意は24時間で可能で、その後、1週間の「再考」可能期間が設定されているそうだが、そんなものは短すぎるとその医師は言っている。<br /><br />自殺願望を捨てる一番の要因は、ケアする人たちとの「絆」だという。<br /><br />これは「人にわかってもらおう」という「甘えん坊」とは違う。<br /><br />気にかけてくれる人がそばにいるということが、生きることにつながる。<br /><br />「尊厳死」という言葉があるが、人間の存在はそのままが無条件の「尊厳」にあるから、人は尊厳の中で、生きて死ぬ。<br /><br />問題は、それを取り巻く状況が「尊厳」のあるものかどうかということだ。<br /><br />いくら考えても、万人に納得のいく答えは得られなさそうだ。<br /><br /><a href="https://spinou.exblog.jp/33286100/" target="_blank"></a><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>目薬生活もう少し。</title>
<description>右目の後発白内障が無事に終わった、、、はずだった。左目の時と違って、レーザー直後にゴミのようなものが視野を飛び交う量が多かった。まるで渡り鳥の大群のようだった。うちに帰って検索すると、遅くとも2,3週間で消えるとあった。すぐに黒い点が二つ、三つくらいに減ったけれど、手の上に飛んできてとまるように見えたり、食事中の皿の上、冷蔵庫を開けた時、など、思わずコバエと思って驚くことが多くなった。風呂に入っていても、浴槽の中に飛び込んでくる。眼球を動かすたびに動くわけで、慣れるのに少し時..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-04-05T15:56:58+09:00</dc:date>
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右目の後発白内障が無事に終わった、、、はずだった。<br />左目の時と違って、レーザー直後にゴミのようなものが視野を飛び交う量が多かった。まるで渡り鳥の大群のようだった。<br />うちに帰って検索すると、遅くとも2,3週間で消えるとあった。<br />すぐに黒い点が二つ、三つくらいに減ったけれど、手の上に飛んできてとまるように見えたり、食事中の皿の上、冷蔵庫を開けた時、など、思わずコバエと思って驚くことが多くなった。風呂に入っていても、浴槽の中に飛び込んでくる。眼球を動かすたびに動くわけで、慣れるのに少し時間がかかった。最後の薄目で大きめの屑は、けっこう長く見えていたので、もう消えないんじゃないか、飛蚊症として定着するんではないか、それなら、ペットのような気分で共存しなくては、と思ったくらいだ。<br /><br />で、一週間後の検査で、視力は完全に回復し、全てクリアになったのだけれど、右目の眼圧が高いと言われた。<br />眼圧と言えば緑内障を想像してあせったけれど、手術前の検査では正常だったので、明らかに手術の後遺症のひとつらしい。<br /><br />眼圧を下げるための目薬を4週間処方された。<br />ではそれを日本に持って行って、一日三回点眼しなくてはならない。<br /><br />目薬生活はつづく。<br /><br /><a name="more"></a>

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<title>これで最後にしたい目薬生活。&lt;br /&gt;</title>
<description>2015年の末に左目、そして2016年の初めに右目と、白内障の手術をした時、手術の後に点眼する薬が数種類あって、その回数、時間などを表にしてチェックして守っていた。その後、2018年秋に、左目の後発白内障をレーザーでケアした。この記事。右目はもともと白内障も進んでいなかったのに左目と合わせるように手術したので、後発白内障も数年遅かったわけだ。（ダンス仲間のピアニストは、やはり2016年に両眼とも白内障手術をして、今は両眼とも後発白内障の状態と診断されたのに、視力に問題ないから..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-03-06T08:16:17+09:00</dc:date>
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2015年の末に左目、そして2016年の初めに右目と、白内障の手術をした時、手術の後に点眼する薬が数種類あって、その回数、時間などを表にしてチェックして守っていた。<br /><br />その後、2018年秋に、左目の後発白内障をレーザーでケアした。<br /><br /><a href="http:https://sallyamour.seesaa.net/article/201810article_1.html//" target="_blank">この記事。</a><br /><br />右目はもともと白内障も進んでいなかったのに左目と合わせるように手術したので、後発白内障も数年遅かったわけだ。<br />（ダンス仲間のピアニストは、やはり2016年に両眼とも白内障手術をして、今は両眼とも後発白内障の状態と診断されたのに、視力に問題ないからケアしないと言っている。そんなこともあるらしい。）<br /><br />私の場合はここ数ヶ月、右目の視界がかすんできた。楽譜を読むのは左目で問題ないと思っていたけれど、両眼開いていると右目のかすみが影響する。<br />で、かかりつけの眼科に行き、眼底検査など何も異常がないのを確認してから一週間後にレーザー照射の予約をした。<br />処方箋に、用意しておく点眼薬が4種類あって、手術の一時間前から15分毎に一滴ずつというのもあれば手術の２週間後まで１日３回点眼というのもある。<br /><br />それを見ていると点眼生活の悪夢がよみがえった。<br /><br />2022年春に庭で枯れ枝を切っていた時に角膜を傷めたあと、慢性の角膜上皮剥離を繰り返し、眼科医にはドライアイだと言われ、セカンドオピニオンを求めた別の眼科医からはジェルを含めた数種の目薬を1日9回、半年続ければ完治すると言われてがんばった。起床時に激痛がした後では2日間くらいは楽譜も読めない状態になるからだ。<br />これはいくら何でもおかしいと思っていた時に「角膜センター」という角膜に特化したところを見つけて。2023年夏にようやく完治したのだ。<br />かすかに浮いたままになっていた角膜を剥がして再生させるやり方で、それからは目薬から解放された。<br />快適な生活を送っていたけれど、今回、2週間とはいえまた目薬かと思うと、前回の目薬生活がトラウマになって残っていることに気付いた。<br /><br />同世代の友人や知人には緑内症で手術したり、網膜の黄斑変性症の治療をしたりしている人もいる。<br /><br />私は今のところそういう兆候もないし、白内障手術で紫外線カット、ブルーライトカットなどの機能付きレンズを入れているから、手術前よりも生活の質がぐんと上がっていた。それなのに庭の手入れでの事故（なんて私らしくないのだが、コロナ禍のロックダウンで庭に出る習慣がついていたのだ）のせいで、の目薬漬けの悪夢。今思ってもストレスフルな期間だった。<br /><br />今回の後発白内障の手術と目薬生活は、両眼を済ませたのでこれで終わりだ。目が3つなくてよかった。<br /><br />落ち着いたころに日本に一時帰国する予定だ。<br /><br />飛行機内は乾燥しているから目薬はちゃんと持っていくつもりだけれど…。<br /><a name="more"></a>

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<title>長寿者にいただく希望と力</title>
<description>私が106歳のファンとメールでやり取りしていると話すと、相手の反応がさまざまで興味深い。私自身、はじめはただただ驚きで、ネットで「長寿者インタビュー」などを検索してしまい、なるほど人それぞれだなあ相対化したのだけれど、ある友人は即座に自分の年に当てはめて、「わあ、私にはまだ44年も残っている」と嬉しそうだった。なるほど。私にファンレターメールをくれた方はあらゆる意味で「例外中の例外」だと思う。そもそも100歳を超えて生きていること自体がめずらしいし、その時点で紙の本を読めるほ..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-02-06T00:00:02+09:00</dc:date>
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私が106歳のファンとメールでやり取りしていると話すと、相手の反応がさまざまで興味深い。<br /><br />私自身、はじめはただただ驚きで、ネットで「長寿者インタビュー」などを検索してしまい、なるほど人それぞれだなあ相対化したのだけれど、ある友人は即座に自分の年に当てはめて、「わあ、私にはまだ44年も残っている」と嬉しそうだった。なるほど。<br /><br />私にファンレターメールをくれた方はあらゆる意味で「例外中の例外」だと思う。<br /><br />そもそも100歳を超えて生きていること自体がめずらしいし、その時点で紙の本を読めるほど目がよくて、理解できて、その感想をPCで書いて、出版社に私の連絡先を問い合わせてメールで送るなど、ハードルが幾重にもある。<br /><br />前述した友人は今年リタイアする予定で、フランス人だからその後働いたりせずに、年金と家賃収入でエーゲ海の別荘で優雅に暮らすつもりでいる。だから私と一緒にしているグループ活動が今後どうなるかも心もとないと思っていた。でも友人は楽しそうに、「私たちって40年後もいっしょに活動しているかもね」と言った。<br /><br />いや、すぐに死なないまでも、体のあちこちに支障が出てくるだけでも続けられない活動なのだけれど…。<br /><br />私はと言えば、自分の健康寿命はなんとなく両親のそれを想定するので、106歳など自分に当てはめて想像するなどあり得なかったけれど、それでも、ポジティヴなものはもらえた。<br /><br />どういう形かというと、その方が、私のこれから書くものを期待してくれて、リクエストまでしてくれ、楽しみに待っている、と書いてくれたので、私は「怠けてはいられない」という気分になったのだ。<br /><br />私のファンなどごくごく少数の方だろうけれど、その方のためにだけでも、全力を尽くして期待に応えなくては、と思えるようになった。<br /><br />で、本気で、怠ける時間（漫然と犬猫ビデオを見るなど）が少し減った。<br />怠けたくなると、106歳のファンの方のことを思い出すようになったからだ。<br /><br />みんなが健康長寿を夢み、願う世の中だけれど、そして、逆に、高齢者の増加を社会の重荷のように扱う人もいる世の中だけれど、健康長寿で過ごしている方は、それだけで多くの人に希望や勇気を与えてくれるのだ、と思わされる。<br /><br />感謝の念しかない。<br /><a name="more"></a>

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<title>アンドレ・コント=スポンヴィルの老後感に驚いた&lt;br /&gt;</title>
<description>アンドレ・コント=スポンヴィルがリベラル系週刊誌L&#39;Expressの表紙を飾り、「人生でもうやりたいことは全部やったから、もう音楽を聴くことも本を読むことにも書くことにも執着しなくなり楽になった」という趣旨のことを語っているのを読んで驚いた。彼は私と同世代だからだ。この記事を書こうとして、日本語で検索してまた驚いた。この人ほどフランスでの人気と著名度と、日本での知名度がかけ離れている人は少ないのではないだろうか。かろうじて日本語で見つけた紹介は、&amp;gt;&amp;gt;１９５２年生ま..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2025-01-19T03:46:08+09:00</dc:date>
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アンドレ・コント=スポンヴィルがリベラル系週刊誌L'Expressの表紙を飾り、「人生でもうやりたいことは全部やったから、もう音楽を聴くことも本を読むことにも書くことにも執着しなくなり楽になった」という趣旨のことを語っているのを読んで驚いた。<br />彼は私と同世代だからだ。<br /><br />この記事を書こうとして、日本語で検索してまた驚いた。この人ほどフランスでの人気と著名度と、日本での知名度がかけ離れている人は少ないのではないだろうか。<br /><br />かろうじて日本語で見つけた紹介は、<br /><br />>>１９５２年生まれ。ソルボンヌ大学で教鞭をとる哲学者。明晰な論理と魅力的な文章で、日常生活に役立つ哲学を提唱し、哲学ブームを巻き起こした。テレビや新聞雑誌でも活躍し、「ささやかながら、徳について」は、フランスで３０万部を突破、世界２０カ国に翻訳されるベストセラーとなった<<<<br /><br />というもの。フランスでは、まちがいなく人気ナンバーワンの哲学者だ。<br /><br />若い頃にはしっかり左派で、だんだんと穏健派に、霊的な感性はあるけれど宗教嫌いでイデオロギッシュな「無神論」者スタンスを持っているのでフランスの中流階級受けしやすい。知識人としては、サルトルなどと同じで、18歳で突然「神はいない」と悟ったというタイプ、すなわち、ユダヤ＝キリスト教の教養は深いのに、「蒙昧」から目覚めたというよくあるタイプ。<br /><br />さまざまな宗教者とも対談などしているが、モラルや感性においては基本線では相反しないし、「瞑想」なども実践したようだし、人気度、実績度でナンバーワンの人だから、コロナ禍の時も堂々と「不都合な発言」をしていた。<br /><a href="https://spinou.exblog.jp/31044457/" target="_blank">https://spinou.exblog.jp/31044457/</a><br /><br />だから、むしろ好感を持っていたのだけれど、死を身近に感じる今（3 年前に後遺症のない脳卒中を経験したという）、73歳になろうとしている現在は、もう充分に自分の考えを本にしたし、語ってきたし、稼いでもきたので、本を読むことも音楽を聴くことももう大切には思えなくなった、というのだ。<br /><br />20歳の時に大部の「失われた時を求めて」を読破したのは意味があったけれど、今さら、まだ読んでいないトマス・マンの「魔の山」を読もうとは思わない、バッハも、モーツアルトもシューベルトもすでに十分聴いた。<br />少年時代に自分の重荷であり生き方を縛っていた「神の眼」から解放されてはばたいたように、老年になることで、社会的な使命から解放されてシンプルになった。もう、本を読んだり書いたりする重荷から解き放された気分で自由になった。<br /><br />という趣旨。彼と同年代の友人の哲学者Francis Wolffも同意見で、「もう一番難しいことはやり遂げた」、人生の本質的なことは終えた、と言う。<br /><br />彼は、絶対に高齢者施設に入りたくない、例えばアルツハイマーの診断を受けたら安楽死を考えてもいいなどと示唆しているように、体力や認知能力が衰えた状態で長生きすることをおそれている。<br /><br />でも、まだ70代前半で、近頃のメディアの潮流では、90歳、100歳でも元気な人にスポットがあてられていて、70代など一番自由に活躍できる年代だなどと言われているのに、彼のペシミズムは意外だった。<br /><br />でも、少し調べると、権威主義的な父親、鬱病気味で自殺した母親、29歳で最初に生まれた長女を生後間もなく失くした、など、けっこうトラウマを抱えた人だったようだ。<br /><br />うーん、私は、別のところで書いたけれど、ウンベルト・エーコ（84歳没）が余命宣告を受けて真っ先に決めたのは「TVニュースのニュースを見ない」ということだったそうだ。同時代の世界情勢だの政治の動きだの、気候変動だのを追って分析したところで余命半年なら意味がない。そういう雑音を遮断して、自分が書いて残すことに集中しようというのだ。その方が実感がある。<br /><a href="https://spinou.exblog.jp/26496900/" target="_blank">https://spinou.exblog.jp/26496900/</a><br /><a href="https://spinou.exblog.jp/29299852/" target="_blank">https://spinou.exblog.jp/29299852/</a><br /><br /><br />私は今のところ、本を読んだり書いたり音楽を聴いたり楽器を弾いたり教えたり踊ったりしているのが重荷になっていない。それらをやめるのが「自由」とも思えない。<br /><br />もちろんアンドレ・コント=スポンヴィルのような知名度や稼ぎとは程遠いが（というよりひっそりとシンプルに生きることで自由を担保してきた）、90歳、100歳などとは言わないけれど、何となく、自分の親が生きた80代半ばくらいまでは、色々考えを深めたいし、それを役立ててくれる人のために情報を発信したいと思っている。<br /><br />それにしても、育った家庭の状況は、人の生き方、老後感にまで影響を及ぼし続けるものなのだなあ。<a name="more"></a>

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<title>テストステロン</title>
<description>アメリカの次期大統領のトランプが早々と閣僚などを指名し始めている。でも、過去に女性関係のスキャンダルがあったり、告発されたりしている人の割合がかなりあって、藪蛇だとばかり、早々と辞退する人もいるようだ。第一、トランプ自身が性的案件で有罪判決さえ出ているし、話題のイーロン・マスクも昔から婚外の女性関係を隠すどころか自慢しているし、結婚相手も次々と変えた。アメリカン・フェミニズムとは対極にある人々なのだが、そもそも「金」と「権力」のある男は「女」たちをひきつけたり、征服欲に駆られ..</description>
<dc:subject>健康</dc:subject>
<dc:creator>sally</dc:creator>
<dc:date>2024-12-05T19:10:17+09:00</dc:date>
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アメリカの次期大統領のトランプが早々と閣僚などを指名し始めている。<br /><br /><br />でも、過去に女性関係のスキャンダルがあったり、告発されたりしている人の割合がかなりあって、藪蛇だとばかり、早々と辞退する人もいるようだ。第一、トランプ自身が性的案件で有罪判決さえ出ているし、話題のイーロン・マスクも昔から婚外の女性関係を隠すどころか自慢しているし、結婚相手も次々と変えた。アメリカン・フェミニズムとは対極にある人々なのだが、そもそも「金」と「権力」のある男は「女」たちをひきつけたり、征服欲に駆られたりするようだ。<br /><br />こういうエネルギッシュな人たちを見ていると、テストステロン値がさぞ高いのだろうなあと思う。<br />人生でがむしゃらに戦える人、他をつぶしてでも成功を目指せる人、体力気力が半端ではない人、など、やはりテストステロンに後押しされているのだろう。<br /><br />こういう人たちがすべて「精力善用」してくれたらこの世はいい方向に向かうだろうに。<br /><br />近頃のフランスでのスキャンダルに、エマウスの創始者で今は亡き伝説的なアベ・ピエールのものがある。<br />生前のアベ・ピエールの行動力はまさに聖霊に鼓舞されているかのようだった。<br /><br />弱者の側に立ち、多くの人に感謝され、尊敬され、一部では聖人のように崇められていた。<br /><br />それなのに、長きにわたるペドフィリアを含めた性的スキャンダルが一斉に表に出てきたのだ。<br />本人がもういないとはいえ、どの証言も否定できるようなものではない。<br /><br />これを前にして、いや、彼の業績や彼の残したエマウスの活動と彼の犯した罪とは分けて考えなくてはならない、という意見ももちろんある。<br />なにしろアベ・ピエールは映画の主人公にもなったし、生前はフランス人の愛するパーソナリティの第一位だった。顎ひげを蓄えた彼の顔はエマウスのシンボルとなっている。<br /><br />いろいろな証言を読むと、彼の「罪」は明らかであるどころか、それについて徹底的に隠そうとも、自制しようとも思わなかったし後悔さえしていない様子が分かる。彼にとって「徹底的に貧困と戦うこと」と、「身近にいる信奉者を性的に搾取すること」とは矛盾しなかったようで、それは「病的」でもある。<br /><br />テストステロン値が高くなくても地道に業績を築く人もいるし、テストステロン値が高くても「精力善用」でそれを利他的なエネルギーに変換する人もいる。でも、社会的なリスクが大きいのはやはりテストステロン値が高い人かもしれない。<br /><br />宗教者であるアベ・ピエールは「偽善」により罪が一層重くなるが、トランプやマスクの場合は、「現代の神」である「権力とカネ」の体現者であるからまた別の世界にいるのだろう。<br /><br />私は昔から漢方医にはすぐに指摘されるほどのテストステロン弱者だから、がんばりも聞かないし支配欲もない。でも、使命感を育てるとか別の方法でなんとか生きている。もともと女性だから、セクハラ加害者になる心配もない。<br /><br />気の毒なのは、本人は「精力善用」で「やる気」をコントロールして優れた仕事、精力的な活動をしている人、あるいは禁欲的に自制して生きている人たちが、責任ある立場に着いた時、「部下」や共同体の成員のスキャンダルの責任を取って謝罪したり辞職したりしなくてはならないことだ。<br /><br />最近では英国国教会の首長カンタベリー大司教のジュスティン・ウェルビーが、国教会のある弁護士ジョン・スミスのペドフィリア事件の責任を取って辞職した例がある。スミスは、1970年から2010年まで数々のペドフィリアを重ねてきた。子供を監禁して殴打するなど悪質なものもあった。告発している犠牲者は130人にのぼり、1980年代からは内部では知られていて、ウェルビーが大司教に任命された2013年に、そのことを知らされていたというのだ。だが、それを刑事告発しないまま、スミスは75歳で2018年に南アフリカで死んだ。<br />ウェルビー大司教は、エキュメニカルな平和と団結の運動に邁進した人で、人間的にも高潔な人だ。<br />イギリス国教会は司祭の結婚を認めているのでウェルビーも6人の子の父で、息子の一人も聖職者になっている。<br /><br />腐敗も倒錯もテストステロンの暴走も、それを助長する権力構造も、どこにでもあるわけで、カトリックの司祭の独身制が性的スキャンダルの要因だというのがナンセンスだと分かる。<br />でも、フランスのバルバラン（リヨン大司教で枢機卿でもあった）大司教も、知らされていたペドフィリアを刑事告発しなかったことで謝罪、辞職に追い込まれたように、宗教組織の上に立つ人は、否応なく責任を問われるし、その責任を認めている。<br /><br />テストステロンと金と権力が結びつけば、「征服欲」が際限なくなって、環境破壊や収奪や戦争に向かう。<br /><br />人間はホルモンの働きにも左右されて生きているけれど、「自由意志」というものも与えられている。<br />ホルモンがどうあろうと、「自由意志」の向きを金や権力を超えたところに据えて、「大きないのち」を共に生きることが可能だと信じたい。<br /><br /><a name="more"></a>

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